災害防止に役立つ土のう
土砂崩れや水害などは被害が拡大すると生活に直結する災害です。被害拡大を防ぐためにも災害が起こる前に土のうの準備をしておきましょう。意外と知らない土のうについての基礎知識をまとめています。また、よくある質問にもお答えしています。
土のう袋についての質問箱
土のう袋ってどれも同じ?
土のう袋は様々な用途があります。従来は麻の物が多くありましたが、最近はポリエチレン製のものが多くなっています。また、価格も様々です。
使う時に注意することは?
土を入れすぎると運搬の際に難しくなります。持ち上げられる程度の重さにしましょう。
選ぶときのコツは?
耐久性がないと苦労して設置してもすぐに壊れてしまってやり直しということにもなりかねません。耐久性が高いものを選びましょう。
丈夫さを比べておく

耐久性に優れる土のう袋を求めているのであれば、傷に強いタイプか明記されているものを選んでください。大量の土を詰め込んだ後にも、袋が簡単に破れないように最新技術で加工しているものや、小石が入っても問題ないと明記されている製品もあります。袋に土だけでなく小石も混ざる可能性があるのなら、小石が刺さって破れてしまう心配の無い、耐久性に優れるものを選んだ方がいいです。耐久性が高かったとしても料金が大幅に上がる心配はないので、予算が足りるか計算してから発注をしてください。
水の染み込みやすさが違う

大雨に対処するために土のう袋を購入する時には、水がどれだけ染み込みやすい生地なのか調べておくと、扱いやすさにも満足できる製品を見分けられます。内部にまで水が入り込みやすい生地を使っているものは、水と土が混ざってしまうので、持ち上げる時に重たく感じる場合もありますから、撥水性に優れるものがおすすめです。
熱に強いものが理想的

夏場の陽射しが強い日に土のうを設置するために、土のう袋を選ぶつもりであれば、熱に強い製品を選んでおく事を推奨します。直射日光を浴び続ける事で生地が縮んでしまったり、一部が焦げてしまう心配もない生地なのか、耐熱性に関する情報をチェックしてください。熱にも強い生地を使っている土のう袋であれば、夏場でも陽射しの強さを気にせず利用できますし、何年も続けて使える場合もあります。厚みのある生地は熱に強い事が多いので、土のう袋の手触りを確かめてから購入してください。